歴代院長、副院長
<ご挨拶>
稲葉眼科院長 医学博士 稲葉全郎
履歴
 2007年に、創立100周年を迎える、伝統ある稲葉眼科の第四代目院長に、就任する事になりました稲葉全郎です。
 曾祖父は千葉大医学部を卒業し、明治40年に宇都宮に眼科を開業した稲葉治三郎ですが、後に栃木県で初めての、医療法人の眼科病院となりました。 二代目院長は、私の祖父で東大医学部を卒業し、東大眼科で研究した医学博士で、宇都宮市医師会長や、栃木県眼科医会の初代会長を務め、眼科病院をますます発展させた、稲葉六郎です。 私の父は、新潟大学医学部を卒業して、東大眼科で研究した後、副院長を務めた稲葉良康です。 三代目院長は、東北大学の医学部を卒業して、東大眼科で研究後医学博士となり、現在、栃木県眼科医会会長も務めている稲葉光治です。
 今稲葉眼科に通院中の患者様の中には、親子4代に渡り診療を受けられた患者様もあり、ご記憶の方もまだいらっしゃる事と思います。

 東大眼科は、既に100周年を迎えましたが、稲葉眼科も、同じく100周年を迎える事が出来ます。
 私は、昭和大医学部を卒業後直ぐに東大眼科の医局に入局して、三島教授、谷島助教授、崎元助教授、北沢助教授、長瀧講師、望月医局長、沢医局長に、直々のご指導を受けて、角膜移植の論文を日本眼科学会で発表し、JJOに論文を掲載し、医学博士を授与されましたが、国際眼科学会にて緑内障の論文も発表しJJOにも論文が掲載されました。他には、箕田助教授のご指導で、網膜芽細胞腫の論文も、国際眼腫瘍学会で発表しました。

 東大で直接ご指導を頂いた先生方は、いづれも琉球大、岐阜大、帝京大、久留米大、日大、東京医科歯科大、の教授になられて、ご活躍中です。

 私は、曾祖父からの伝統を守り、かつ時代の変化に適応して、ますます皆様の、ご要望にお応えしてゆきたいと考えております。

 白内障手術も日帰りにして行うため、入院施設が今までのようには、活用されなくなりましたが、これも時代の流れと思います。

 眼科の病気は、治るものと、治り難いもの、まだ治療法が確立されていないものなどが、ありますが、一方、糖尿病のように内科の治療が必須のもの、脳腫瘍や脳内出血などのように脳外科の手術が必要なものなど、他科との病診連携が大切なものなどがあります。 東大病院、独協大学病院、自治医科大学病院などとの連携を大切にして、皆様の健康をお守りしてゆく所存ですので、よろしくご指導ご鞭撻お願い申し上げます。